リースバックって何?売却しても住み続けられる?メリットは?

2023-12-01

不動産売却の方法の一つ!リースバックの仕組みやメリットについて解説!

この記事のハイライト
●リースバックとは、不動産売買と賃貸借契約が一体となったサービスのこと
●売却代金を一括で受け取ることができ、売却後も自宅に住み続けられる点が大きなメリット
●リースバックは年齢や使用用途に制限がないため活用しやすい

不動産を購入した際は、しっかりと資金計画を立てたつもりでも、家族構成やライフスタイルの変化によって、返済が苦しくなり、売却をご検討される方もいらっしゃるでしょう。
また、老後の資金を工面するために、やむを得ずマイホームの売却をご検討されるというケースもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産を売却しても住み続けられる「リースバック」について解説します。
福井市近郊のエリアで不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

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リースバックとは不動産を売却する方法の一つ!

リースバックとは不動産を売却する方法の一つ!

「リースバックという言葉を聞いたことがない」、あるいは、「仕組みが分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで、まずは、リースバックとはどういうことなのか、基本的な部分からご説明していきます。

リースバックとは?

リースバックとは、不動産売買と賃貸借契約が一体となったサービスのことです。
不動産を売却して得たお金は、住宅ローンの返済や老後資金など、自由に使うことができ、賃貸借契約を結んで家賃を支払うことで、そのまま住み続けられます。
では、具体的にどのような仕組みになっているのでしょうか。
リースバックを利用する際の流れとともに、ご説明していきましょう。

リースバックの流れ

リースバックを利用する際には、次のような流れで手続きを進めます。
1.査定を依頼する
まずは、リースバックをおこなっている不動産会社に相談し、査定を依頼します。
査定価格に納得したうえで、リースバックを利用するかどうか検討しましょう。
弊社では、すぐに売却価格を試算したい方のための「不動産査定」や、売却に関するご相談を無料にてご利用いただけます。
リースバックをご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2.不動産を売却する
リースバックを利用することを決めたら、不動産会社と売買契約を結び、不動産を売却します。
このとき、不動産の所有権は、買主である不動産会社に移ります。
売却代金は、申し込み後、2週間から1か月ほどで、一括で入金されるのが一般的です。
3.定期借家契約を結ぶ
売却後は、不動産会社を貸主とした賃貸借契約を結びます。
リースバックでの賃貸借契約は、契約期間の満了によって賃貸借関係が確定的に終了する「定期借家契約」です。
このような流れで、「不動産の売却」と「賃貸借契約の締結」をおこなうことで、そのまま住み続けられるという仕組みになっているのです。

将来は「更新」「引っ越し」「買い戻し」から選択する

定期借家契約の契約期間は、一般的に2年です。
契約期間が満了したあとは、「更新や再契約をして住み続ける」「引っ越して住み替える」「買い戻す」といった選択をします。
将来買い戻す場合は、売却するときに、「再売買予約権」を付けて売買契約を結ぶ必要があるため、リースバックの相談をする際に確認しましょう。

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リースバックで不動産を売却するメリット・デメリットとは?

リースバックで不動産を売却するメリット・デメリットとは?

自宅に住み続けられるといっても、不動産を売却するということは、大きな決断です。
そこで、リースバックを利用するにあたって、メリットとデメリットの両方を理解し、納得したうえで検討しましょう。

リースバックで得られるメリットとは?

売却代金を一括で早く受け取れる
リースバックの場合、買主は不動産会社です。
通常の売却のように売却活動で買主を探す必要がなく、手続きに要する時間も短いため、早く、一括で売却代金を受け取れます。
生活の環境が変わらない
そのまま住み続けられるため、生活環境が変わることはなく、周囲に売却を知られることもありません。
お子さんの学区変更による転校は避けたいという方にもおすすめです。
固定資産税を納税する負担がなくなる
リースバックをおこなうと、不動産の所有権は不動産会社に移ります。
そのため、固定資産税の納税は不要になります。
相続対策になる
相続が発生すると、現金のようにはっきりと分割できない不動産は、親族間でトラブルになる可能性があります。
不動産を売却して現金化することで、財産を均等に分配できます。
親族間で相続争いになることを回避できるでしょう。
契約によっては買い戻しが可能
契約によっては、思い入れのあるマイホームを、将来買い戻せるという可能性を残せます。

リースバックで注意したいデメリットとは?

売却価格が相場より安い
リースバックの場合、売却価格が相場より安くなるのが一般的です。
周辺にある類似物件の相場と比較して、6割ほどの価格になることを想定しておきましょう。
家賃が発生する
リースバックは、賃貸借契約を結ぶことで、そのまま住み続けられるという仕組みであるため、家賃が発生します。
また、周辺にある類似物件よりも、家賃が高く設定される傾向にあることも頭に入れておきましょう
契約期間の満了後は更新が必要
リースバックを利用する際に結ぶ賃貸借契約は、契約に期限がある「定期借家契約」です。
そのため、ずっと住み続けられるわけではなく、契約期間が満了する際に更新する必要があります。
このように、リースバックには、デメリットも存在します。
しかし、売却してもそのまま住み続けられることや、短期間でまとまった資金を調達できるという点が大きなメリットです。

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不動産売却におけるリースバックとリバースモーゲージの違い

不動産売却におけるリースバックとリバースモーゲージの違い

自宅に住みながらまとまった資金を得る方法として、「リバースモーゲージ」という選択肢もあります。
リースバックと混同される方も多いため、最後に、2つの違いについてご説明しましょう。
リバースモーゲージとは、不動産を担保にして、一括または年金の形で定期的に融資を受ける「ローン商品」です。
自宅に住みながら、毎月利息のみを支払い、契約者が亡くなったあとに自宅を売却し、ローンの一括返済をおこないます。
具体的に、リースバックとリバースモーゲージの違いをいくつかご紹介しましょう。

対象物件

  • リースバック…不動産全般
  • リバースモーゲージ…土地付きの建物

年齢制限

  • リースバック…なし
  • リバースモーゲージ…あり(55歳以上、60歳以上など)

使用用途

  • リースバック…自由
  • リバースモーゲージ…制限あり(老後資金)

所有権

  • リースバック…売却した不動産会社
  • リバースモーゲージ…本人

家族の同居

  • リースバック…可能
  • リバースモーゲージ…配偶者のみ

このように、リースバックとリバースモーゲージでは、資金を得る仕組みや制限など、さまざまな違いがあります。
リバースモーゲージは、年齢や使用用途に制限があるシニア向けのローン商品なので、活用しにくいと感じる方が多いでしょう。
一方、リースバックは、年齢制限がなく、売却して得たお金は自由に使えるため、一時的にまとまったお金が必要な方や、相続対策のために現金化したいといった方におすすめです。

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まとめ

リースバックは、不動産を売却したあとも、継続して住み続けられる売却方法です。
年齢や使用用途に制限がないため、「短期間でまとまった資金を調達したいが、住み慣れた家を離れたくない」という方におすすめです。
また、「安心して老後を送りたい」「早めに相続対策をしておきたい」という方も、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
福井市近郊のエリアで不動産売却のサポートをおこなっております。
リースバックについてのご相談も承りますので、不動産の売却をご検討の際は、ぜひ「エステートコンサルタント福井」までお気軽にお問い合わせください。

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